いつも熊本発インディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログをご覧いただきありがとうございます!
"DARGO Neon Sign" Mid Weight Wide T-shirt がデリバリー開始となりました。
https://www.instagram.com/p/CgmI1T8v9Gg/?utm_source=ig_web_copy_link
※上記リンクはDARGO Instagramです。こちらの投稿8枚目に着用動画を掲載しています。
ワイドTee特有の動きなどは動画の方が分かりやすいのでそちらを是非ご覧くださいませ。
2022年、いろいろありますが、この夏はネオンサインのグラフィックがとてつもなく気分。
このパープル×ミントブルーの色味もまさにネオンっぽくて最高です。
実はこのネオンの色、当初のサンプル段階では真っ赤なレッドと真っ青なブルーで印刷していました。
というかTV画面で原色とか見たことない…。
原色より淡い色の方が光との相性が良いのでは?
で、これ僕の仮説なんですけど、液晶を通じて映像を見る際にバックライトというか、そもそもTV画面に映っているグラフィックは「常に光っている」ので、原色の表現が難しく、色を淡くしないと伝わりづらいのではと。
ここでのポイントは原色の表現が難しいという点。
不可能ではないということ。
TV画面では原色(赤・青・緑など)は表現できるけど、メインで使わない方が目に優しいし、例えば赤色は紫に、青色は水色に。そうやってトーンを淡くしてあげることで光との相性が良くて、長時間プレイしても目や脳に負担がない。ゲームの世界観を彩るコンピューターグラフィックにも良い影響を与えてくれるのでは…と。
ま、でも、僕もキャンプが好きなので山や海に行って外の景色を眺めてみては感動していますが、あの感動的な風景たちも正確には原色で構成されていませんし、太陽光の粒子が空気中に散らばって朝焼けや夕焼けの淡いグラデーションを放っています。
ということで、ネオンをプリントTeeで表現するなら色を淡くしてあげることが最適だと思います。この配色、ドンズバです。本当にカッコイイ。
ましてや いつもシルクスクリーンの製販をお願いしている製販所に高密度メッシュの製販を相談したところ『ネオングラフィックはシルクでの表現は無理!粒子の表現が細かいのでインクジェット(Tシャツ用のコピー機)じゃないと印刷できない』なんてご指摘をいただきましたが、ここはやっぱりインディーズT-shirtブランドだし、シルクスクリーンを使って、手刷りでプリントしたいじゃないですか。
ちゃんと手刷りで出来るようにデザインするんですよ。
確かに 機械で印刷した方が早いです。
ただ、手段を変えると、インクの種類まで変更しなければならないので、細かいプリントの風合いが損なわれる。
やっぱあるんですよね。このデザインはこのインクで印刷してあげた方が100点、みたいな感覚が。
DARGOは昔ながらなアメリカのT-shirtの雰囲気を表現するために「シルクスクリーンを使った手刷り」にてプリントしています。
袖を通していただくお客様のために、そこには強くこだわってやっていきたいです。
色々と試行錯誤から始まった今回の製作ですが、悩んだ時は箍を外す。
思いつきと実験をセットでひたすた繰り返す。
原始的ですが、それくらいやらないと良いモノは生み出せない。
出来るかどうか分からないけど、インクジェットではなくてシルクスクリーンを一度製販してみる。
原色で印刷してしっくりこないなら、淡いインクを調合してみて、やったことないけどプリントしてみる。
このご時世に長~~いブログを読んでもらえるか分からないけど、アクセス数に関係無く こだわりをひたすら書いてみる。
全部かさなって良いモノが産まれてきます。
こんな見た目のT-shirtなので全然フィーリングで選んでいただいてOKですが、製作の裏側も頭の片隅に覚えていてくださると嬉しいです。
・1点1点、手刷りでTシャツにプリントするということ
OFFICIAL HP:https://dargojapan.shopinfo.jp/
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