2021年3月4日木曜日

【春ボックス2021終了!大反省!!!そして少しだけ確信。】

いつもインディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログをご覧いただきありがとうございます。



DARGO春ボックス2021

たくさんのオーダーをいただきまして、全国各地のお客様方

本当にありがとうございました!










おかげさまで過去最高の数量をオーダーいただきました。

コロナ禍、緊急事態宣言真っ只中

しかも閑散期の2月で昨年比2.5倍のオーダー数は皆様のご期待の表れです。

感謝の気持ちでいっぱいです。



ですが、その反動で想定以上に製作時間がかかってしまい、予定していた納品時期が大幅に遅れてしまい、そして発送遅延の連絡が漏れていたお客様もいらっしゃったりと、お手元に届く時期がずれ込んだお客様も数名いらして、大変ご迷惑をおかけいたしました。

本当に申し訳ございませんでした。



言い訳がましいですが、プリントすればするほど「このクオリティでいいのか・・・?」なんて自問自答が生まれまして。



手を抜けばもっと早くできたのでしょうが、それじゃクオリティは売れ残った在庫を寄せ集めた一般的な福袋と何ら変わり映えがないですし、もっと綺麗に見える光沢や雰囲気を表現するためにインクを重ねて 重ねて 重ねて。




例えば今回の春ボックスのリードデザインとなったBONESロゴ。

まず、イエローの発色を良くするために下地としてホワイトを引きます(印刷します)。

10分間 印刷作業をし、15分乾燥させる。黒色ボディなら、されに10分間 上塗りを施し、また15分乾燥させる。



それが終わったら次はイエローを重ね塗り。

10分塗って、15分乾燥させ、また10分塗って、15分乾燥させる。そして最後に3回目の印刷。また10分塗って、15分乾燥させる。



そして最後にアウトラインの黒色の線を5分で塗って、10分乾燥。



Tシャツも1色刷り、2色刷り、多種多様に混在させていましたが、これを3週間 合計400枚ひたすら繰り返し。



まさに写経のような状態。

2月上旬から2月末までの期間、午前11時に作業を開始し、当日分の生産が終えるのは深夜3時。終わらずに帰宅することは絶対に有りえない。

帰宅後はごはんを食べてシャワーを浴びたら、即睡眠。陽が昇って、また11時から深夜までひたすらプリント。

1日だけお休みを頂戴しましたが、気付いたら16時間寝ていて強制オフ。

あとは持てる時間をすべてプリントに全振り。



この状況に加えてサポートスタッフが僕の他に2名いたのですが、それでもこのスピード感。

大幅な納品遅延は自分の能力不足を痛感し、本当に堪えました。大変申し訳ございませんでした。



去年もそうでしたが、今年も「もう次はできない」と心身ともに集中力が限界まで達していたのですが、終わってみれば妙に強い達成感が心に宿っているのも事実で。



普段は【売れる分+αの数量】しか生産しない(というか生産できない)ので、ここまで短期間に大量に手刷りすることってないんですね。



でもこうやってお客様からお代を頂戴しながら、勉強させてもらえるって、社会人として本当に幸せなことだと実感しています。

春ボックスを終えた際、明らかにDARGOの長所と短所が明確に見えはじめ、次のステップにいけそうな気がしているんです。



そして実際に春ボックス2021をご購入いただいたお客様からのメール。

こんなん言ってもらえると疲れも吹っ飛びますし、すべてが浄化されます。

嬉しすぎる。。



ブランドを始めた頃は元○○の有名販売員という肩書も世間的にはなく、反対にめちゃくちゃ実績のあるプリントマンだったかと言えばそういうわけでもない。

だけれども "売る人が自分の手を動かして作る" ということに強くこだわった結果、エセ二刀流のような人材になっていて、№1になれないオンリーワンのような感じだったと思います。少なくとも初期の頃は。



ただ、今はあの頃より強く成長できたような手応えがあります。

たぶん、僕以上に手を動かし、本物のプリントT-shirtをお客様に届けている販売員って、少なくとも熊本のアパレルではいないと思っています。



今回の反省は必ずバネにします。

弱腰になって「来年は絶対しない」なんて言いません。

むしろ来年もまたやらせてください。



今年の1月から緊急事態宣言が発令されたので「出かける場所ないじゃん」ってことで弱気になっていて、ギリギリまで春ボックスをするつもりありませんでしたが、常連のNくんから期待の一言というか、ハッパかけられたのがキッカケで急ピッチで準備を始めました。

Nくん、ありがとう。君のおかげで素晴らしい経験をすることができました!



そしてサポートしてくれたOくん、Bちゃん

お忙しい中 手伝いに来てくれて本当に助かりました。

ありがとうございました。



31歳の良い大人がこんなこと言うのは一般的に考えれば危ないんでしょうけど、DARGOとしてのこだわりや想い、そして昔ながらのアメリカのT-shirtのような覇気を宿したシルクスクリーンT-shirtを春ボックスに入れさせていただきました。



この春、是非ご愛用いただけますと幸いです。

そしてオーダーいただきましたお客様

誠にありがとうございました。



当たり前ですが、レギュラーシーズンは春ボックス以上のクオリティを展開していきます。

Tシャツ1枚でローカルを盛り上げる。そんな気概と姿勢で製作に挑んで参りますので引き続きよろしくお願い致します。



「熊本から愛」



DARGO / Daiki Narimatsu
















DARGO / Narimatsu
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【DARGO "LAND TO COAST" STORE & STUDIO】
熊本県熊本市南区田井島2丁目1-14
DARGOショップ内
OPEN / 14:00~19:00 現在変更中です(CLICK!!)
定休日/毎週火曜・水曜日

熊本市南区の旧浜線バイパス沿いにスタジオ兼ショップとして路面店を構えています。
ヨダレカレーさんの斜め前ですので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。




【ONLINE STORE】

・1点1点、手刷りでTシャツにプリントするということ
・ディレクター(Narimatsu "RATS" )

・ストアインフォメーション

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【DARGO Hand Screen Printed T-shirt】
-- Independent Japan Brand --
Inspired by U.S Culture,  Roots in California,
Work in Japan,  Heart in Kumamoto.
OFFICIAL HP:https://dargojapan.shopinfo.jp/
E-mail:dargo.japan@dargo2014.com

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