2022年1月16日日曜日

【BUYING TRIP / "ARMY" "NAVY NAVAL" のフーディー・丸首スウェット 】

いつも熊本発インディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログをご覧いただきありがとうございます。



【BUYING TRIP】より各種フーディー&クルーネックスウェットが好評いただいております。





「オーセンティックなアメリカの雰囲気を現代風に楽しむ」をテーマに、いつまでも長く愛用できるアメリカンウェアを展開する【BUYING TRIP / バイイングトリップ】




まず、今回のパーカー・スウェットのご紹介をする前に前置きとして、企画をお話させてください。
お忙しいとは存じますが、ご拝読に少々お時間いただけますと幸いです。




あのですね、
ARMYやNAVY NAVALのミリタリーウェアはヴィンテージ市場で常に人気で定番のデザインなんですけど、古着界隈では以前にも増して価格が高騰化していまして、購入するといっても万人ウケ…というより、高すぎて正直コレクターさん向け。


いや、それでも憧れるし、カッコいいんですけどね。


気になる価格相場と言えば、ヴィンテージのARMY / NAVY NAVAL Tシャツで39,800円~49,800円くらいでしょうか。
パーカーの方が少し安いイメージですが、それでもヴィンテージなら29,800円スタートな気がします。これからもっと価値が上がり、高騰は確実です。


もし、それらが欲しい場合、ヴィンテージで各々のベストサイズがいつ どの古着屋 に出るのか分からないけど、その機会をひたすら待ち続けて高額で購入するか、他社ブランドさんのリプロダクト(新品)を購入するかの二択しかありませんでした。


また、近年の古着市場も若年化しています。
主役は50s~70sではなく、80sを飛び越え、90s~00世代へ。


そもそも僕ら古着好きは「MADE IN USA(アメリカ製)」という言葉に魅了され、虜にされてきたはずです。


2000年代の古着が主役級の人気を得ている今、それらのウェアの生産地はアメリカンウェアの本拠地・アメリカではなく中国、ベトナム、フィリピン、メキシコ、ホンジュラス製など。


90年代以降は衣料品を大量生産し、大量販売するために人件費や工賃と販売価格のバランスをとる必要がありました。


そんな経済的背景が時代とともに移ろいでいくので、生産地変更は仕方ありませんし、僕自身も納得していますが、何が一番悲しいって若い子たちがMADE IN USAに触れる機会が10年、20年前より極端に減ったことです。


2000年代、2010年代と比較して
明らかにアメリカ製をショップで
見ることがない。


古着屋さんに行っても商品構成比率が全体の8割以上 諸外国製で陳列されているなど、結構多く見かけます。


アメリカ国内で製造されたウェアというのは現地のリアルなカルチャーに根付き、そして想像されたアイデアがディテールや用尺に "洋服" として正直にカッコよく落とし込まれています。


また、温暖な気候帯が広がるため湿度が低く、アメリカ国内で紡績された糸(生地)は湿気を吸っておらず、カラッと乾いた高品質な生地が生産されることが特徴です。


それらはとても肌なじみが良く、本当に素晴らしいプロダクトが多く存在します。
はるか昔からアメリカ製が評価する理由はそういったことに起因するんですね。


まぁ、とはいえ、


『高くてもヴィンテージ買えばいいじゃん。それがあるし、それしかないんだから。仕方なくね?』


なんて そんな話になるのですが、
油やシミもあって、袖や首のリブはボロボロ。


そもそもMADE IN USAに触れた経験が無い若い子が
1着4~5万も払って、いまどき わざわざヴィンテージを購入する子はいるのか?



そんなとき、新品だったら高額品を購入して失敗する前にユ○クロさん、G○さんなどで似たようなアイテムを安く購入し、お試しコーデが出来ます。


でも、ファストファッションストアにMADE IN USAは置いてありませんから、
『じゃあ、若い子が気軽にUSA製に触れる機会をつくろう!』
そんな気持ちから、2020年 夏より【BUYING TRIP by DARGO】をスタートしました。






ただし、普通にリプロダクトしてもチャ○ピオンさんなどと変わりないので、いま世界中のマーケットどこを探しても見つからないから、ワイドTシャツでARMY / NAVY NAVALをつくろう、と。






【BUYING TRIP】"ARMY" HEAVY WEIGHT WIDE T-shirt (HEATHER GRAY)




これは小規模でアパレル業界の末端にいるインディーズT-shirtブランド【DARGO】だからこそ出来る企画だと思います。



使用しているTシャツのボディ製造元もLos Angeles Apparel(ロサンゼルスアパレル)という正真正銘、本物のアメリカ製にこだわったものを贅沢に使用しています。
中でも "カリフォルニア製" という響きが僕もシンパシーを感じ、こちらのウェアにプリントする運びとなりました。



このTシャツの価格自体は単品でも安くありませんでしたが、それでもヴィンテージの価格と比較するとお求めやすくて、なにより新品のアメリカ製であること。


そんなこともあってか、Tシャツは特に大好評。
その続編として秋冬用にアメリカ製ボディを使用したARMY & NAVY NAVALデザインをリリースいたしました。












【BUYING TRIP】"NAVY NAVAL" HEAVY WEIGHT CREW NECK SWEAT SHIRT (DEEP NAVY)










14onz スーパーヘビーウェイトで裏起毛。保温力バツグンです。




アッシュグレーはネイビー染み込みプリント。




新品状態から洗うたびに色が抜けていく人気のプリント技法が "染込み" です。
洗うともっと雰囲気が増すので、めちゃくちゃカッコいい。






天然染料で深く染められたディープネイビーは水性ホワイトラバーインクでプリントしています。ネイビー × ホワイトのパキッとした組み合わせが完璧◎









ここからはARMYのご紹介。
ロゴがストレート型ではなくて、アーチ型ってのがミソ。
ヴィンテージで探すと価格は高騰しているし、それはコレクターさんに任せて、普段着ですんなり高品質で着られたい場合は新品で。そんな感覚で製作しました。








フードは紐なし。




フード裏にもアメリカの道路標識に見立てたタグが付いています。
意外とこれがアクセントになるんですよね。




【STYLE】171cm 60kg / MEDIUM着用




着丈短め・身幅&肩幅ワイドなザ・ボックスシルエットなアメリカ製パーカー。
僕の体格(171㎝ 60kg)だとMサイズがジャストでした。









フードも大きくて立体的に立ってくれます。





【STYLE】171cm 60kg / SMALL着用

あえてSサイズを着ていますが、やはりちょっと小さい感じ。僕より小柄なお客様におすすめです。



そしてこちら、丸首(クルーネック)も取り揃えております。


冬場、パーカーは確かに人気ですが、襟付きのジャケットと合わせるには少し邪魔になってしまうことも。
そんなとき、首元をスッキリ見せてくれる丸首スウェットはとても重宝してくれます。
















U.S ARMY 伝統のブラック × イエロー





DARGOブランドで培った秘伝のプリント技法で自然な光沢を極限にまで引き出してみました。目に飛び込んでくるようなイエローとブラックのコントラストが光ります。











【BUYING TRIP】
"ARMY" & "NAVY NAVAL"
HEAVY WEIGHT SERIES.
[size] SMALL, MEDIUM, LARGE, X-LARGE

[color]
<ARMY>…ASH GRAY / BLACK
<NAVY>…ASH GRAY / DEEP NAVY

[price]
Pull Over Hoodie…14300yen (in tax)
Crew Neck Sweat…12100yen (in tax)
MADE IN LOS ANGELES  CALIFORNIA, U.S.A & PRINTED IN JAPAN.
※発売価格は原材料費高騰のため止む負えなく発売当初から各1100円値上げとなりました。ご了承くださいませ。



すべて14オンス スーパーヘビーウェイトの米綿(USAコットン)を素材に採用しているため新品状態でも厚手ですが、洗い込むことで縦糸と横糸の目がギュッと詰まり、さらにガッシリした状態になってくれるので男心をくすぐってくれます。


正直、下を見ると底なしに安い価格が揃うスウェット・パーカー類の中でもハイプライスですが、クオリティはそれ以上の価値がちゃんと存在しているので文句なし。


標準品質・低価格ではなく、最高品質・標準価格といったバランス感覚でしょうか。
世界的にみても かなり上手に作られたMADE IN USAウェアです。
これは豊富な経験と高いレベルの縫製設備が整っていないと、再現性がないのでコスパで見ても本当に素晴らしいプロダクトです。


着心地を含め、
おそらく一度袖を通せば
リピート間違いなし。お徳感 満載です。


そして、こういったARMY / NAVY ロゴは日本で言えば落語のような古典的なポジションをもったデザインだと僕は認識しているのですが、ある演目を 誰が話すかで 聞こえ方が変わるのが落語だそうで、DARGOではBUYING TRIPとして、こんなノリで表現しました。


そういう意味では今のカリフォルニアの空気を意識して製作したUSA製ボディにプリントする製作背景も面白いかなぁ~と思っています。


BUYING TRIPは「買い付け旅行」という意味ですが、このブランドで目指したいのはアメリカへの「心の旅」


まさしくお客様ご自身の目で買い付けたウェアに袖を通し、アメリカに行ったような気分を味わっていただきたいです。


アメリカの陽気な空気感、雄大な大地
ウェアにしっかり表現しました。


是非、ご体感ください。






DARGO / Narimatsu
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【DARGO "LAND TO COAST" STORE & STUDIO】
熊本県熊本市南区田井島2丁目1-14
DARGOショップ内
OPEN / 14:00~19:00 現在変更中です(CLICK!!)
定休日/毎週火曜・水曜日

熊本市南区の旧浜線バイパス沿いにスタジオ兼ショップとして路面店を構えています。
ヨダレカレーさんの斜め前ですので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。




【ONLINE STORE】

・1点1点、手刷りでTシャツにプリントするということ
・ディレクター(Narimatsu "RATS" )

・ストアインフォメーション

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【DARGO Hand Screen Printed T-shirt】
-- Independent Japan Brand --
Inspired by U.S Culture,  Roots in California,
Work in Japan,  Heart in Kumamoto.
OFFICIAL HP:https://dargojapan.shopinfo.jp/
E-mail:dargo.japan@dargo2014.com

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